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メルコ、CATV/xDSL回線に対応した無線LAN製品を発売

2000年10月26日 18時38分更新

文● 編集部

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(株)メルコは26日、“BUFFALO”ブランドより、無線LANルーター『AirStation』(WLAR-L11-L)と、有線ローカルルーター『BroadStation』(BLR-TX4)を11月下旬に、無線プリントサーバー『AirP's』(LPV-WL11)を12月下旬にそれぞれ発売すると発表した。

『WLAR-L11-L』

『WLAR-L11-L』は、CATVとxDSLの両回線に対応した無線LANルーター。価格は3万5000円。販売中のCATV対応モデル『WLAR-L11』の上位モデルにあたる。有線LAN 4ポート(10M/100MスイッチングHub機能搭載)をプラスし、無線接続だけしか構築できなかったLAN環境を有線での接続も可能にした。静的IPマスカレード機能に対応し、ネットワークゲームや自社ウェブサーバー構築、ストリーム再生型アプリケーションの活用も可能。また常時接続環境でのセキュリティーとしてパケットフィルタリング機能を搭載する。10/100BASE-T 4ポートスイッチングHubを内蔵する。ダイバーシティー方式のアンテナを内蔵する。無線LANインターフェース部の規格はARIB STD-T66/RCR STD-33(小電力データ通信システム規格)、IEEE802.11b(無線LAN標準互換 プロトコル)準拠。伝送方式は直接拡散型スペクトラム拡散(DS-SS方式)、単信(半二重)で、送信周波数範囲(中心周波数)は2412~2484MHz(1~14ch)。通信距離は室内が50m、屋外は115m。アクセス方式はInfrastructureモード。有線LANインターフェース部の規格はIEEE802.3準拠(100BASE-TX/10BASE-T)。アクセス方式はCSMD/CD。電源はAC100V。サイズは幅205×高さ170×奥行き76mmで、重さは528g(ACアダプターを除く)。

『BLR-TX4』

『BLR-TX4』は、4ポートの10/100BASE-TスイッチングHub機能を搭載した有線ローカルルーター。『WLAR-L11-L』の無線機能以外の機能を搭載する。価格は1万9800円。電源はAC100V。サイズは幅205×高さ170×奥行き76mmで、重さは490g(ACアダプターを除く)。

『LPV-WL11』

『LPV-WL11』は、無線LAN環境の中にプリンターを増設できる無線プリントサーバー。価格は2万6000円。プリンターのパラレルポート(セントロニクス接続・D-sub25ピン)に接続するだけで、プリンター接続用のパソコンを用意することなく、プリンターの増設が行なえ無線LANでの共有が行なえる。無線LANインターフェース部の規格はIEEE802.11b(無線LAN標準互換プロトコル)準拠、ARIB STD-T66/RCR STD-33(小電力データ通信 システム規格)。伝送方式は直接拡散型スペクトラム拡散(DS-SS方式)、単信(半二重)。送信周波数範囲(中心周波数)は2412~2484MHz(1~14ch)。通信距離は室内が50m、屋外は115m。電源はAC100V~240V。サイズは幅76×高さ170×奥行き155mmで、重さは未定。対応機種は、Windows NT3.51/3.1以降を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ(UNIXにも対応)。もしくはMacOS7.6以降を搭載したMacintosh。対応プロトコルは、NetBEUI、TCP/IP、NetWare(IPX)、AppleTalk(EtherTalk)。

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