このページの本文へ

NTTデータ、企業内ポータル製品で“株式会社NTTデータポケット”を設立

2000年10月24日 18時21分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)NTTデータは23日、社内ベンチャー制度により“株式会社NTTデータポケット”を24日に設立すると発表した。社内ベンチャー制度によるベンチャー会社としては3番目の設立となる。資本金は1億円で、出資比率はNTTデータが88.5%、プロジェクト提案者の田中秀樹氏が10.0%、土居智昭氏が1.5%となっている。代表取締役社長兼CEO兼CTOに田中秀樹氏(NTTデータ 経営企画部)が、代表取締役副社長兼CFOに土居智昭氏(NTTデータ 経営企画部)がそれぞれ就任する。本社は東京都江東区に設置する。

新会社は、企業内ポータルを構築する際に必要な部品群をまとめたパッケージソフト『WonderPortlet(ワンダーポートレット)』の開発・販売を行なう。なお、販売開始時期は2001年3月の予定。

企業内ポータル:業務上、社員が必要な社内外の情報を1つの画面に一括表示させる玄関の機能を提供するもの。社員の属性に応じて表示情報をカスタマイズする機能を有する。

『WonderPortlet』は、各社員ごとに業務上必要な複数の情報を、1つの画面に一括表示させるとともに、さまざまな端末から閲覧可能にする企業内ポータル構築のためのソフト。社員の生産性を向上させる企業内ポータル構築ツールに必要と考える“ポータルデスクトップ生成機能”、“ナレッジマネジメント機能”、“モバイル機能”の3つの機能をワンパッケージ化した。NTTデータでは、これを導入することにより、企業内ポータル構築に必要な基本的な機能を揃えることが可能となるとしている。価格は80万円~300万円の予定。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン