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米アップル、2000年度第4四半期の利益は1億7000万ドル

2000年10月19日 19時58分更新

文● 編集部

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アップルコンピュータ(株)の19日付けの発表によると、米アップルコンピュータ社は現地時間の18日、2000年度第4四半期(7~9月期)の業績を発表した。それによると、売上高は前年同期比40%増の18億7000万ドル(約2014億5510万円)となったが、売上総利益率では前年同期の28.7%から25.0%に減少した。利益は1億7000万ドル(約183億1410万円)で、これにはARM Holdings plc.の710万株の税引後売却益が含まれる。それを除いた利益は、前年同期比20%増の1億800万ドル(約116億3484万円)となった。同四半期の出荷台数は112万2000台で、そのうちの57万台以上が『iMac』だった。

同社のCEOであるスティーブ・ジョブズ氏は「同四半期の売上が振るわなかった原因を解消するための対策を推し進めている。9月の販売台数は予測を大幅に下回り、多くの流通在庫を抱えた。この流通在庫を、2001年度第1四半期末までに一気に削減することを決定した。そのため、業績としては2四半期続けて振るわない結果となる見込みだ」と述べた。

なお、2000年度の売上高は前年比約31%増の79億8000万ドル(約8596億8540万円)で、純利益は前年比約31%増の7億8600万ドル(約846億7578万円)となった。

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