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ハードウェアメーカー各社が、Windows Meのデジタル画像処理技術“WIA”への対応を表明

2000年10月18日 22時37分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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マイクロソフト(株)は18日、キヤノン販売(株)、コダック(株)、セイコーエプソン(株)、日本マイクロテック(株)、松下電子工業(株)、(株)ニコンが、Windows Meに実装されているデジタル静止画像処理技術“Windows Imaging Acquisition(WIA)”への対応を表明したことを発表した。

WIAは、デジタルカメラやスキャナーなどのイメージングデバイス機器から、画像データを取り込み、編集/保存するためのアーキテクチャー。WIAに準拠したイメージングデバイスをPCに接続すると、Windows Meの“スキャナとカメラウィザード”が起動して、デバイス内の画像データを自動的に認識、PCに容易に取り込める。

画像データは“My Picture”フォルダに自動的に保存される。取り込む際、画像はサムネイル表示されるため、HDDに保存したい画像のみを選択して保存可能。スキャナーで画像を取り込んだ場合は、出力ファイル形式を選択でき、またデジタルビデオカメラを利用して、任意のシーンの静止画像を取得できる。

取得した複数の画像データを利用して、スライドショーやスクリーンセーバーを作成することも可能。WIA規格に準拠した周辺機器をPCにつなげると、“マイコンピュータ”ウインドーに周辺機器名が表示される。

同社は従来のTWAINに置き換わるものとしてWIAをWindows Meに実装、上記のハードウェア各社は、それぞれが提供しているイメージングデバイスのWIA対応ドライバーを用意するとしている。

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