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【WORLD PC EXPO 2000 Vol.7】日経BP、“パソコン・ベスト・ソフト”を発表

2000年10月17日 22時04分更新

文● 編集部 小磯大介

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(株)日経BPは、同社の刊行するパソコン関連雑誌12誌の読者人気投票結果を、“第13回 190万読者が選ぶ パソコン・ベスト・ソフト”として発表した。応募総数は約3万通。読者投票数と、1~3点の間で読者が評価した点数の平均値を乗算した“評価点合計”で受賞製品を決定したという。

発表会では、同社の代表取締役社長である吉村久夫氏が、“クリエイティブ・ソフト部門”“文書作成ソフト部門”など全14部門の受賞製品を発表し、あわせて表彰を行なった。

吉村氏
クリエイティブ・ソフト部門で、“Adobe Photoshop”シリーズが受賞した、アドビシステムズ(株)
“教育/エンタテインメント・ソフト部門”で『北斗の拳 激打 タイピング奥義』が受賞した、(株)SSIトリスター

14部門中、10部門で昨年と同じソフトが受賞と、定番は強いという傾向がはっきり出た。定番製品を多く抱えるマイクロソフト(株)は、文書作成ソフト部門(“Microsoft Word”シリーズ)、“表計算ソフト部門”(“Microsoft Excel”シリーズ)をはじめとする6部門で受賞。受賞者を代表して壇上に立った阿多親市代表取締役社長は、「21世紀のお客様に向け、来年はまた違う定番を作っていきたい」と抱負を語った。

阿多氏。「なんでも、文書作成部門で、Wordは得票数でこそ上回ったが、ユーザーの評価では『一太郎』の方が上だったらしい」と、列席していた(株)ジャストシステムへの対抗意識を覗かせていた

なお、日経BPでは、12雑誌それぞれの編集部が選ぶ“エディターズ・チョイス賞”を発表。(株)ビー・エイチ・エーの『B's Recorder GOLD』など12製品が受賞した。また、ビジネスを変える可能性があると日経BPが判断した製品に授与する“ビジネス・インパクト賞”には、エー・アイ・ソフト(株)の『デジカメde!! 同時プリント』など3製品が選ばれた。

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