このページの本文へ

I・O・データ、デジタルオーディオプレーヤーや無線Hubを発表

2000年10月17日 17時11分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)アイ・オー・データ機器は16日、デジタルオーディオプレーヤー新モデル2機種『HyperHyde USB』と『HyperHyde eXtreme』、無線スイッチングHub『WNA-FSWH4』、DDRメモリー『DR200シリーズ』、PC98-NXシリーズ向けCPUアクセラレーター『PK-P3A850NX』を発表した。

『HyperHyde USB』は、“MOBILE DIGITAL MUSIC”ブランドより販売している『HyperHyde』に、USBインターフェースをサポートしたデジタルオーディオプレイヤー。サイズは幅53.5×高さ47.2×奥行き16.6mmで、重さは38gの予定。電源は単4乾電池1本。
『HyperHyde eXtreme』は、リア型ヘッドフォンタイプのモデルとなっている。サイズは幅110×高さ87×奥行き96mm(折りたたみ時)で、重さは134g(乾電池含まず)の予定。電源は単4乾電池2本。両製品ともに年内出荷を予定しており、2001年3月末までに合計約2万5000台の販売を目標としている。価格は未定。

『WNA-FSWH4』

『WNA-FSWH4』は、“Hub”を無線化して、無線LANネットワーク化できる製品。無線LANカードやアクセスポイントを新たに導入せずに、現状のネットワーク環境がそのまま使え、低コストかつ効率のよい無線LANを構築できるとしている。無線通信部は、独自の暗号化方式を使用する。同製品1台で、4台までのパソコンを有線ケーブルで収容できる。発売時期は12月上旬の予定、年内1000台の出荷を見込んでいる。価格は3万5000円前後の予定。

『DR200シリーズ』は、次世代メモリーアーキテクチャーの“DDR(Double Data Rate)メモリー”を搭載したメモリーモジュール。DDRメモリーは理論的には現行パソコンで多く採用されている“SDRAM”と比べて2倍の転送速度を実現できる。検証において台湾のAOpen社の技術協力のもと、動作検証を行ない、これまで以上に信頼性の高い製品を開発するとしている。128MBの『DR200-128M』、256MBの『DR200-256M』、512MBの『DR200-512M』の3製品を発売予定。出荷開始は12月中旬の予定。価格は各製品とも未定。

『PK-P3A850NX』は、日本電気(株)が'98年から'99年に発売した『PC98-NXシリーズ』向けのCPUアクセラレーター。搭載CPUとしてPentium III-850MHzを採用した。主な対応機種として、標準でPentium II-350/400/450MHzを搭載したPC98-NXシリーズを予定している。
製品開発にあたっては、従来の当社製PC98-NXシリーズ用CPUアクセラレーターと同様、NECより技術支援を受け、同社従来製品で非対応としていたPC98-NXシリーズの約300モデルでの動作が可能となったという。出荷開始時期は11月末の予定。価格は未定。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン