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ソーテック、来年初頭にCrusoe搭載のB5ノートを発売

2000年10月16日 16時00分更新

文● デジタルバイヤー編集部 小林久

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(株)ソーテックは、米トランスメタ社のCPU『Crusoe』を搭載したノートPCを2001年初頭に発売する予定であることを明らかにした。同社代表取締役社長の大邊創一氏が、本日行なわれた記者発表会で明らかにしたもの。また、2001年第1四半期をメドに、デスクトップパソコンのフルB.T.O.の受注生産を開始する。B.T.O.生産は、他社との提携で行なう見込みだが、具体的な提携先に関しては、明らかにされなかった。

発売が予定されているCrusoeノートは、B5サイズになる見込みで、すでに試作機は完成し、マーケティング的な観点から出荷時期を検討している段階にあるという。Crusoeに対応した基板の設計から新規に行なったとのことで、価格的にも同社の持ち味を生かした低価格なものになる見込みだという。

ソーテックは、冬ボーナス商戦モデルで、従来のラインナップを一新し、ケンウッド(株)との提携で開発した『AFiNA AV』シリーズなど、新コンセプトのデスクトップPCを投入した。大邊社長は「我々は'98年に9万9800円という価格面で他社の追随を許さないパソコンを発表した。そして、'99年にはCD-RWドライブなどの付加価値を持ったモデルを10万円台で提供し、大きな利益を得ることができた。それが、今年に入って新コンセプトのマシンを提供する原動力となった」と、コメントした。

同社は、18日から東京ビッグサイトで開催される“WORLD PC EXPO 2000”の会場で、総金属製のフルタワーなど、いくつかのコンセプトモデルを発表する見込みだ。

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