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日立とSTマイクロ、次世代RISCアーキテクチャーを共同開発

2000年10月13日 16時33分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所とフランスのSTマイクロエレクトロニクス社(以下ST)は12日、『SuperH RISC engine ファミリ』の次世代アーキテクチャーとなるRISCプロセッサー『SH-6』と『SH-7』の共同開発を計画中であると発表した。

計画では、12月までにサンプル出荷される『SH-5』の開発完了後に、SH-5の上位互換となるSH-6を共同開発。2002年後期にサンプル出荷を開始するという。SH-6は、1GHzの動作周波数で2GIPS以上の性能を持ち、テレビ電話、ホームネットワーク機器、デジタルテレビなどの双方向性ネットワークアプリケーションに適したマイクロアーキテクチャーを搭載した。一方、SH-7のアーキテクチャーは、マルチメディア機器向けの市場ニーズにさらに適合するよう、SH-6の開発完了後に決定するという。なお、SH-6/7のアーキテクチャーは、STの64bitRISCマイコン『ST/60』と『ST/70』のCPUコアとして搭載。STのRISCマイコンは、セットトップボックスやGPS(位置情報システム)に採用されている。

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