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ACCS、海賊版ソフトを販売した男性が逮捕と発表

2000年10月10日 15時46分更新

文● 編集部

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(社)コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の5日の発表によると、富山県警生活保安課と福光署は同日、大手プロバイダーの電子掲示板を悪用して海賊版ソフトを販売していた大阪府堺市の無職男性(32歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕したと発表した。

男性は、大手プロバイダーの電子掲示板にソフト販売の宣伝を掲載して顧客を募り、問い合わせがあると海賊版リストや電子メールで送りつけて注文を受け、CD-Rに無許諾複製したビジネスソフトやゲームソフトを郵送販売していた。男性は、'99年8月下旬から今年8月下旬までの間に、全国延べ300人に対し約500枚の海賊版を販売し、約200万円の利益を上げていたと見られている。

男性は、電子掲示板の“売ります・買います”コーナーにソフトの販売広告を掲載し、注文のメールを受け取ると、約200タイトルの海賊版ソフトリストを送付するなどして顧客を募っていた。海賊版ソフトは、1タイトルあたり1500~4000円で販売していた。

福光署の捜査員が、サイバーパトロール中にこの男性の掲示を発見したのが端緒。同署では8月26日に男性宅を家宅捜索し、パソコン3台、CD-Rドライブ、海賊版CD-R約400枚などを押収して捜査を進めていた。

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