コンパックコンピュータ(株)は6日、都内で開催したプライベートショー「Compaq/Microsoft Windows Forum」において、Windows 2000 Datacenter Server専用プログラム「Windows Datacenterプログラム」に対応したサービス、「Compaq Data Center Solutions Program」(コンパック データセンター ソリューション プログラム)を発表した。
マイクロソフト(株)の阿多親市社長、コンパックコンピュータの高柳肇社長、インテル(株)のJohn Antone(ジョン・アントン)社長(左から)と豪華な布陣の基調講演が行なわれた |
「Windows Datacenterプログラム」に対応したサービスを発表
このプログラムは、9月26日にマイクロソフトとコンパックコンピュータ、日本アイ・ビー・エム(株)、日本電気(株)、日本ユニシス(株)、(株)日立製作所、富士通(株)の6社が共同で発表した内容に基づくプログラムで、ProLiantサーバとWindows 2000 Datacenter Server、それらに関わるサービスやサポートがオールインワンで提供されるもの。価格は、4CPUを搭載した「ProLiant 8500」の構成で1700万円~。サービスは11月下旬に開始の予定という。
ProLiant 8500 |
Windows 2000 Datacenter Serverは、パッケージ販売は行なわれず、マイクロソフトが認定したパートナー企業がハードウェアとセットで販売する方式を採用している。「ハードをひっくるめて、全部サポートする力がある会社に販売してもらう」(マイクロソフトの阿多親市代表取締役社長)と基調講演で説明した。
「IAサーバ市場で20パーセント以上のシェアをめざしたい」(コンパックコンピュータの高柳肇社長) |
「インターネットはハードウェアではない。“ハードウェアをどうコントロールするか”から、“いつでもどこでもどんなデバイスからでも”という新しいビジョンに」と、.NETをアピールするマイクロソフトの阿多親市社長) |
「インターネットのビルディングブロック(クライアントプラットフォーム、サーバプラットフォーム、ネットワークインフラ、ソリューション&セキュリティの4つ)を提供していくのがインテルの役割」(インテルのJohn Antone社長) |
講演者の背後で、LEDの点滅とファンの音を提供しつづけたサーバ群。左から、クライアント、Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバのラック |