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クォークとインフォテリア、XML技術のウェブ出版推進で業務提携

2000年10月04日 19時11分更新

文● 編集部

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クォークジャパン(株)とインフォテリア(株)は4日、両社のXML技術を用いたウェブ出版ソリューションの推進に向けて業務提携し、両社製品の共同マーケティングに合意したと発表した。

これにより、インフォテリアは『QuarkXPress』ユーザー向けに米Extensibility社製のXMLスキーマ設計ツール『XML Authority(エックス・エム・エル・オーソリティ)』試用版の無料配布を行なう。また両社は共同でXML技術の導入推進を目的とするセミナーの開催や両社製品購入者向けXML講座受講への支援を行なう。

クォークの早川代表取締役社長は「QuarkXPressフォーマットで保存されたデータは印刷・出版・デザインなどの分野のみならず、製造業、メーカー、保険・金融、小売り、サービス業などさまざまな企業において、貴重なデジタル資産として蓄えられている。Eビジネス・Eコマースへの対応がますます重要となる企業にとって、これらの資産を再利用するための環境作りは21世紀のビジネスへと踏み出す第一歩である」とコメントしている。

インフォテリアの平野社長は「XMLは今やあらゆるコンピュータデータを記述する共通言語となった。XML Authorityによる設計を通して、QuarkXPressの膨大なドキュメントが、XMLデータとしてさまざまな用途に利用できるようになることは、すばらしいことである。わが社は、今後とも多方面で、クォーク社と協力してXML環境の普及に努める」とコメントしている。

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