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AMDとTI、携帯電話機向け技術標準を共同開発

2000年10月03日 20時33分更新

文● 編集部

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日本AMD(株)の3日付けの報道資料によると、米AMD社と米テキサス・インスツルメンツ社(TI)が2日(現地時間)、AMDのフラッシュメモリー技術とTIのDSP技術をベースにした携帯電話機向けの技術標準を共同開発すると発表した。

同技術標準は、TIのプログラマブルDSPコア搭載のOMAP(Open Multimedia Application)プロセッサーと、AMDのフラッシュメモリーを組み合わせたもの。携帯電話のサイズを肥大化させることなく、性能向上とバッテリー駆動時間の延長を図れるという。特に、TIのMicrostar BGAパッケージ技術を用いて、DSPコアのほかに、Bluetooth、GPS(位置情報サービス)などの機能もワンパッケージ化できるという。また、AMDのフラッシュメモリー技術を活用することで、無線ビデオストリーミング、無線デジタル写真などで必要となる記録容量を確保できるとしている。さらに、製品化の際には、両社の持つプロセス技術、製造技術、パッケージング技術なども活用するという。

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