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コンパックなど、Linuxクラスター製品を発売

2000年10月03日 17時38分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)とデジタルファクトリ(株)は3日、デジタルファクトリのLinuxベースのクラスターソフト『Kondara MNU/Linux Web Cluster 2000』と、コンパックのワークステーション『Compaq AlphaStation XP900』をパッケージ化した『Alpha Web Cluster Kondara Paq』を発売すると発表した。住商エレクトロニクス(株)が販売とインテグレーションを行なう。価格は2 NodePaq(XP900が2台)が111万円からで、3 NodePaq(XP900が3台)が177万円から。10月上旬に出荷を開始する。

同製品は、これら3社の提携に基づく第2弾で、eビジネスに参入しようとするユーザーがクラスター構成のサーバーを導入するためのもの。サーバーOS『Kondara MNU/Linux Server 1.1』と日本語全文検索システム『MitakeSearch V2.1』がバンドルする。AlphaStation XP900は、Alpha 21264-466MHz、2MBキャッシュメモリー、256MBのメモリー、9GBのHDDなどで構成される。

2台構成モデルはダウンタイムを最小限に抑えるためのクラスタ構成で、2台のノードが同一のコンテンツを保持し常に両ノードが同期をとる。一方のノードに障害が発生しても、もう片方のノードで処理を続行することが可能になる。

3台構成モデルは、さらに冗長性を高めたもので、3台ともウェブサーバーとして利用できるほか、1台をバックエンドのデータベースサーバーなどに利用したり、3台目のノードを検索エンジンとして利用することも可能。

ノードの増設も可能で、ネットワークに接続してKondara MNU/Linux Web Cluster 2000をインストールすれば自動的に同期をとって稼働を開始する。

同製品は、コンパックのハードウェア保証が適用されるほか、デジタルファクトリによるシステムインテグレーションサポートサービスや住商エレクトロニクスによる導入コンサルティングを有償で提供する。

なお、今回の製品発売を記念して、シャトル型バックが当たるアンケートキャンペーンを実施している。

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