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DDIポケット、大容量コンテンツダウンロードサービスを開始

2000年09月29日 18時47分更新

文● 編集部

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DDIポケット(株)は29日、コンテンツダウンロードサービス“Sound Market(サウンドマーケット)”の提供を11月30日に開始すると発表した。

“Sound Market”は、音楽や娯楽、教育などの音声情報をデータ化し、圧縮したものをダウンロードできるサービス。ダウンロードしたデータは、端末を介してメモリーカードに保存され、プレーヤーで再生して聴くことができる。データは、暗号化されたコンテンツデータと暗号を解読するライセンスキーで構成される。コンテンツは音楽系、娯楽系、教育系、文化系、言語系、自然系などを提供する予定。約45秒の試聴が可能。また、自分以外のSound Market利用者にコンテンツをプレゼントできるサービスを用意する。相手には指定されたコンテンツのライセンスキーが贈られ、コンテンツ料金は贈る側が負担する。ほかに、位置情報機能を利用したCDショップ案内、通信販売でのCD購入などのサービスを実施する予定。コンテンツ料金は未定。また、コンテンツ料金は、ダウンロード時の通信料金(1分あたり13円)と合わせて請求される。

同サービスは、まず三洋電機(株)、(株)日立製作所、富士通(株)、日本コロムビア(株)の4社で進める移動体端末への音楽配信システム“ケータイ de ミュージック”の技術規格で開始する。サービス形態は、音楽などの情報料をDDIポケットがユーザーから通信料とともに請求し、その情報料をコンテンツプロバイダーに支払う。利用には、特別な契約は不必要だが、ダウンロード対応端末が必要となる。対応する端末は、三洋電機のfeel H”対応端末『RZ-J90 Leje(レジェ)』と同機種に接続する『KdMリモコンタイププレーヤー RZ-RM1』との組み合わせと、同社が発売する予定のプレーヤ一体型端末『RZ-J91 Leje』となる。

DDIポケットでは、低料金性と移動通信最速の64kbpsデータ通信のエリアの広さを活かした大容量コンテンツダウンロードサービスを積極的に推進していくとしている。

なお、コンテンツは、(株)トイズファクトリー、日本コロムビア(株)、(株)バップ、(株)フォーライフレコード、(株)ポニーキャニオン、(株)SSコミュニケーションズ、(株)第一興商などが提供する予定となっている。

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