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米マイクロソフト、新たなエンタープライズ構想を発表

2000年09月29日 17時18分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)の29日の発表によると、米マイクロソフト社は、業界の主要パートナー企業および顧客が参加する“Enterprise 2000”において現地時間の26日、エンタープライズアプリケーションの基盤となるハードウェア、ソフトウェア、およびサービスに関する次世代の業界標準概要を発表した。具体的な内容は以下の通り。

  • Windows 2000 Datacenter Serverを基盤にしたシステムの提供。システムは、米アムダール社、フランスのBull社、米コンパックコンピュータ社、米デルコンピュータ社、富士通(株)、 オランダの富士通シーメンスコンピュータ社、米ヒューレット・パッカード社、(株)日立製作所、 米IBM社、英ICL社、米ユニシス社、米ストラタス コンピュータ社より提供される。
  • .NET Enterprise Serversに含まれる8製品の提供、および.NET Enterprise Serversファミリーに新たに加わったMicrosoft Mobile Information 2001 Serverの発表。
  • 既に発表されているコンパック、ICLおよびユニシスの32ビット プロセッサーシステムに次ぐ、HPによるWindows 2000 Datacenter Server向けの32ビットプロセッサーNetServerシステムの発表
  • Datacenter Infrastructure Vendorプログラムの発表。これはDatacenterの有効利用を促進するためのもので、米EMC社がこのプログラムの初の認定パートナーに選ばれている。
  • Integration2000の発表。コンパックおよびマイクロソフトの主導による、XMLを核とする次世代のエンタープライズ統合サービスおよびソリューションの開発をBizTalk Server 2000を基盤として促進することを目指すという。
  • コマースワンとマイクロソフトの提携強化。コマースワンは、.NET Enterprise Servers上で稼動し、.NET Platform用に最適化されたマーケットプレイス構築のための基盤を提供する。
  • Supplier Advantageの発表。デルとマイクロソフトが協力して提供するもので、サプライヤーのBtoBマーケットプレイスへの参入を促進させるとしている。
  • Terraserverの発表。これは、最新のコンパックのProLiant eGenerationのデータセンターテクノロジーを基盤にしたプログラム可能なWebサービス。米国農務省によって自然資源および土地管理用に利用されている。

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