インテル(株)は28日、日本オラクル(株)とイーエムシー ジャパン(株)がIA(Intel Architecture)サーバーのユーザー団体“ECA(Enterprise Computing Association)”が策定した高可用性実現のためのガイドラン“IAサーバ & Windos NTハイ・アベイラビリティ ガイドライン”への賛同を表明したと発表した。
同ガイドラインは、OSにWindows NTを用いたIAサーバーで24時間365日稼動する基幹業務システムを開発、運用する際に、システムの可用性を高めるための指針として、ECAが'99年に策定したもの。既に、コンパック・コンピュータ(株)、日本電気(株)、富士通(株)、マイクロソフト(株)などが賛同している。今回、日本オラクルとイーエムシー ジャパンの賛同を得るに当たり、両社の協力で、データベースシステムとストレージシステムに関連する項目を、追加、改訂したという。同ガイドラインは、ECAのホームページで閲覧可能。
なお、ECAは、IAサーバーでの基幹業務システムの構築を支援するために、IAサーバーのユーザー企業を中心に発足した協議会。IAサーバーによるシステムの事例分析、技術動向の収集、海外事例の収集などを行なっている。'98年には、IAサーバーでのシステム構築の指針となる“IAサーバによるミッションクリティカルシステム構築に関するガイドライン”を発表している。