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NEC、A4カラーインクジェットプリンターとBluetoothアダプターを発表

2000年10月16日 13時00分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は16日、カラーインクジェットプリンターの『PICTY920S』、『同820W』、『同700』の後継機として、『PICTY960』、『同860』、『同760』の3機種を発表した。価格は960が4万7800円、860が3万7800円、760が2万7800円。発売開始時期は未定。併せて、960/860用にBluetooth Ver.1.0b対応のプリンターアダプターを発表した。価格は2万2800円で、11月末に販売を開始する。

『PICTY960』
Bluetoothプリンターアダプター

3機種は、葉書からA4サイズまで対応したカラーインクジェットプリンターで、USBとセントロニクスの両方で接続可能。前面給紙・前面排紙方式を採用したため、本体の上方や後方に給紙や排紙のスペースを確保する必要がないという。印刷の彩度/明るさ/色調を調整する“詳細カラー調整機能”、印刷の濃淡を加減する“インク使用量調整機能”を搭載し、横断幕などを作成できる“長尺紙印刷”、最後のページから出力する“逆順印刷”に対応。また、低騒音DCモーターを採用したため、PICTY960/860で44dB、同700で42dBの静音設計となっている。

『PICTY860』

各機種の特徴を挙げると、PICTY960は、解像度が2400×1200dpiで、印刷速度がモノクロで毎分11枚、カラーで毎分8.5枚。用紙の入れ替えなしに自動両面印刷が可能で、A4用紙と同時に葉書やA6用紙をセットできる専用カードトレイを装備する。また、PICTY860は、解像度が2400×1200dpiで、印刷速度がモノクロで毎分9枚、カラーで毎分7.5枚。印刷しない時にコンパクトに収納できる折りたたみ式給紙トレイを装備。さらに、PICTY700は、解像度が1200×1200dpi相当で、印刷速度がモノクロで毎分8枚、カラーで毎分4枚となっている。

『PICTY760』

3機種とも、動作環境はWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000を搭載したPC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。Windows CE 2.0/2.11を搭載したMobileGear III(Rシリーズ)。ラベル印刷ソフト『らくちんプリント for PICTY』、USBケーブルなどが付属する。また、Bluetoothプリンターアダプターは、PICTY960/860専用でセントロニクスに接続でき、Bluetooth Ver.1.0bに対応したパソコンと、最大約720kbpsで無線通信を行なえるという。電源供給のために、本体と共用可能なACアダプターが付属する。

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