このページの本文へ

パイオニア、パソコンで制御できる業務用DVDレコーダーを発売

2000年09月28日 20時50分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

パイオニア(株)は26日、業務用DVDレコーダー『PRV-R55』を10月1日に、バレーボール専用映像編集ソフト『VINED Volleyball Pro』を11月初旬に、汎用映像編集/送出用ソフト『VINED CS Pack』を12月初旬にそれぞれ発売すると発表した。価格は『PRV-R55』が37万円、『VINED Volleyball Pro』が12万円、『VINED CS Pack』は12万円。

『PRV-R55』

『PRV-R55』は、'99年12月に発売した民生用DVDレコーダー『DVR-1000』にRS-232Cインターフェースを搭載し、パソコンで制御できるようにした業務用DVDレコーダー。同社の業務用LD、DVDプレーヤーと互換プロトコルを採用しており、これらの製品とのシステム化が行なえるという。JIS第二水準までサポートする、かな・漢字のスーパーインポーズが可能(字幕はディスクには記録されない)。片面4.7GBのDVD-RWディスクに最大6時間の録画が可能。最大999クリップが登録できる最大99タイトルのプレイリスト作成が可能。再生可能メディアはDVD-VIDEO、DVD-RWで、録画可能メディアはDVD-RW。記録圧縮方式は映像がMPEG(リアルタイムVBR)、音声はドルビーデジタル(2ch)。録画時間は標準モード(SP)で約2時間、マニュアルモード(MN)は約1時間~6時間(32ステップ)。サイズは幅420×奥行き389×高さ139mmで、重さは8.5kg。電源はAC100で、消費電力は65W。

『VINED Volleyball Pro』(PRA-SV1)は、バレーボール専用の戦略分析・コーチング用編集ソフト。戦略分析に必要なビデオクリップ(アタックシーン等)の切り出し・登録が、録画と同時にリアルタイムで行なえる。クリップには、“ローテーション”、“スコア”、“サーバー”などがクリップタグとして自動登録され、キーワード検索やクリップの連続再生で、効果的な戦略分析が可能としている。対応機種はWindows 95/98を搭載したIBM PC/AT互換機とPC-98NXシリーズ。

『VINED CS Pack』(PRA-SP1)は、録画時のリアルタイム編集やノンリニア編集機能と、自動番組送出機能を搭載した汎用映像編集/送出用ソフト。同社では、各種イベントなどに使用する展示用映像や学習用教材の編集、さまざまなスポーツの戦略分析・コーチングなどに最適としている。対応機種はWindows 95/98を搭載したIBM PC/AT互換機とPC-98NXシリーズ。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン