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東芝、音声認識・読み上げソフトを発表

2000年10月12日 15時39分更新

文● 編集部 佐々木千之

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(株)東芝は12日、音声認識・読み上げソフト『LaLaVoice2001』を発表した。価格は1万6000円で、11月中旬に出荷予定。Windows 98/Me/2000に対応している。

『LaLaVoice2001』パッケージ

音声認識機能では、東芝独自の音響処理技術によって、使用者の声を事前に登録する“エンロール”作業が不要で、インストール後すぐに使用できることが特徴。付属のヘッドセットマイクからの入力だけでなく、Wave形式ファイルからテキストに起こすことも可能となっている。

また読み上げ機能では、他社の読み上げソフトと比較してなめらかで質の高い読み上げが可能としている。読み上げる音声も、男性の声や女性の声といった声の質や高さ、抑揚の強弱を調整することができ、歌詞と音階を入力することで、歌を歌わせる“LaLaSong”機能を備える。読み上げの対象としては、テキストファイル、ワード(DOC)ファイル、ウェブブラウザー、クリップボードから入力できる。

東芝では従来『東芝音声システム』という名前で、同社のノートパソコンDynaBookシリーズの一部に搭載していた。また、東芝音声システムV4.0を'99年に東芝ダイレクトPCを通じて試験的に数量限定でオンライン販売したものが好評だったため、改良を加えて単独のパッケージ製品として発売することにしたという。

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