このページの本文へ

東芝、Windows Me搭載DynaBook第2弾を発表

2000年10月04日 15時06分更新

文● 編集部 佐々木千之

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)東芝は4日、Windows MeをプレインストールしたDynaBookとして個人向け5機種7モデル、企業向け2機種4モデルを発表した。9月13日に発表した4機種に続くWindows Meモデル第2弾となる。ハイスペックモデルではDVD/CD-RW対応のマルチドライブを搭載したほか、低価格を追求したエントリーモデルを追加した。

個人/家庭向けモデル

『DynaBook DB65P/4MC』DVD/CD-RWマルチドライブ搭載モデル。ポインティングデバイスはアキュポイントII

『DynaBook DB65P/4MC』と『同 DB65P/4RC』はモバイルPentium III-650MHzを搭載した、ハイスペックのオールインワンタイプのA4ノートパソコン。V.90対応モデムと100BASE-TX Ethernetへの対応に加え、デジタルAV機能の強化としてS/PDIF端子やi.LINKインターフェースを備えたほか、9月13日に発表したDynaBook最上位機『同 DB70P/5MC』同様に、これまでノートパソコンのスピーカーが苦手だった低音域再生を行なうサブウーハーを搭載している。

ディスプレーは14.1インチで1024×768ドットのTFT液晶、グラフィックチップは米S3社のSavageIX(ビデオメモリー8MB)、64MBメモリー(PC100SDRAM、最大320MB)、20GB HDDを備える。DB65P/4MCではDVD/CD-ROMの読み出しとCD-R/CD-RWの書き込みに対応したマルチドライブを搭載、DB65P/4RCはCD-R/CD-RWドライブを搭載している。サイズは幅328×奥行き273×高さ42.9mmで、重さは約3.3kg。価格はオープンプライス。店頭での予想価格はDB65P/4MCが28万円前後、DB65P/4RCが27万円前後で10月下旬に出荷予定。

『DynaBook DB55C/4DA』タッチパッドを装備する

『DynaBook 55C/4DA』は、モバイルCeleron-550MHzを搭載した、オールインワンタイプのA4ノートパソコン。DB65P同様にV.90対応モデムと100BASE-TX Ethernet、S/PDIF端子、i.LINKインターフェースを備えた。ディスプレーは14.1インチで1024×768ドットのTFT液晶、グラフィックチップは米S3社のSavageIX(ビデオメモリー8MB)、64MBメモリー(PC100SDRAM、最大192MB)、10GB HDD、DVD-ROMドライブを備える。価格はオープンプライス。店頭での予想価格は23万円前後で10月上旬に出荷予定。

『DynaBook DB55C/2CC』アキュポイントIIを装備する

『DynaBook DB55C/2CC』と『同 DB55C/2CM』は、モバイルCeleron-550MHzを搭載した、オールインワンタイプのA4ノートパソコンで、コストパフォーマンスを重視したエントリー向けモデル。ディスプレーは12.1インチで800×600ドットのTFT液晶、グラフィックチップは米S3社のSavageIX(ビデオメモリー8MB)、64MBメモリー(PC100SDRAM、最大192MB)、10GB HDD、CD-ROMドライブを備える。サイズは幅316×奥行き262.5×高さ44.4mmで、重さは約3.2kg。2モデルの差はオフィスアプリケーションの違いで、DB55C/2CCがOffice 2000 Personalを、DB55C/2CMがJust Home iをプレインストールされて出荷される。価格はオープンプライス。店頭での予想価格はDB55C/2CCが18万円前後、DB55C/2CMが16万円前後で、10月上旬に出荷予定。

『DynaBook SS DS60P/1NMR』

B5サイズに11.3インチの1024×768ドットの低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレーを搭載したDynaBook SSでは、SpeedStepテクノロジ対応低電圧モバイルPentium III-600MHz搭載の『DynaBook SS DS60P/1NMR』と、低電圧モバイルCeleron-500MHz搭載の『同 DS50C/1NMR』の2モデルが発表された。グラフィックチップは米S3社のSavageIX(ビデオメモリー8MB)、64MBメモリー(PC100SDRAM、最大192MB)搭載など、CPUを含めた基本的なハードウェア面は、6月20に発表された『同 DS60P/1N8M』『同 DS50C/1N8M』とほぼ同じだが、DS60P/1NMRが20GB HDD、DS50C/1NMRが10GB HDDを搭載とHDD容量はアップしている。サイズは幅262×奥行き214×高さ26mmで、重さは約1.34kg。価格はオープンプライス。店頭での予想価格と出荷時期はDS60P/1NMRが29万円前後で10月上旬、DS50C/1NMRが22万円前後で11月上旬となっている。

企業向けモデル

『DynaBook SS 3480 DS60P/1N8T』

今回発表された企業向けモデル『DynaBook SS 3480 DS60P/1N8T』『同 3480 DS60P/1N2T』(SpeedStepテクノロジ対応低電圧モバイルPentium III-600MHz搭載)と『同 3430 DS50C/1N8T』『同 3430 DS50C/1N2T』(低電圧モバイルCeleron-500MHz搭載)は、同時に発表されたDS60P/1NMRとDS50C/1NMRと同じハードウェア。それぞれOSとしてWindows Meの代わりにWindows 98SEプレインストールのDS60P/1N8TとDS50C/1N8T、Windows NT 4.0またはWindows 2000プレインストールのDS60P/1N2TとDS50C/1N2Tが提供される。価格はすべてオープンプライス。店頭での予想価格は、DS60P/1N8Tが35万円前後、DS60P/1N2Tが37万円前後、DS50C/1N8Tが27万円前後、DS50C/1N2Tが29万円前後。すべて10月上旬に出荷予定。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン