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米ハンドスプリング、Visorで音声通話ができるVisorPhoneを発表

2000年09月26日 08時08分更新

文● 編集部

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米ハンドスプリング社は、25日(現地時間)、同社のPDA『Visor』シリーズ用の周辺機器『VisorPhone』を発表した。Visorの拡張スロット“SpringBoard Slot”対応の拡張モジュール。携帯電話の機能を内蔵しており、Visorを利用したデータ通信のほか、音声通話もできる。Visorのアドレス帳と連携して簡単に通話先を指定できるほか、ショートメッセージの利用やワイヤレスでのデータ同期が行なえる。電源はリチウムイオンを内蔵し、3時間の連続通話と3日間の待ち受けが可能。

以前紹介されたVisorPhoneの試作機

同社では、価格299ドル(約3万1500円)で、年内の発売を予定している。また、GSM方式を利用したヨーロッパ版の出荷も予定しており、2001年前半に製品が出荷される見込み。VisorPhoneの開発はベルギーのOption International社との提携で行なわれた。

ハンドスプリングは、大手通信キャリア4社(米Bell South DCS米Pacific Bell Wireless米Powertel米VoiceStream Wireless)と提携して、同社のウェブサイトからVisorPhoneを購入できるようにするという。

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