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コンパック、TOKIOも登場し“プレサリオ”のラインアップ一新

2000年09月22日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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コンパックコンピュータ(株)は22日、都内で記者発表会を開催し、同社のコンシューマー向けパソコン“Presario(プレサリオ)”シリーズのラインアップ一新となる5機種14モデルを発表した。特にデスクトップは従来1機種だったものを3機種にするなど、重点が置かれている。発表会には、PresarioイメージキャラクターであるTOKIOのメンバー5人がも登場し、にぎやかなものとなった。

発表会で挨拶した同社の高柳肇代表取締役社長は、同社のコンシューマー向けパソコン製品群について「3年ほど前までは、コンパックの(日本における)コンシューマー向け製品の売り上げは、富士通やNECにまったく対抗できず、シェアはほとんどゼロといってもいいほどで、コンシューマー向け市場からの撤退も考えた。ところがその後の2年間に大成功し、世界のコンパックの中でもサクセスストーリーといえるほどになっている」と切り出した。

コンパックコンピュータ、代表取締役社長の高柳肇氏

そしてその成功の原因として高柳社長は3つの理由を挙げた。「1つはキヤノン販売との提携(※1)。2つめは日本市場ににあった製品開発(※2)。3つめが世界のコンパック中でも初めてになる製品イメージキャラクターキャンペーン(※3)。今回の新ラインアップで、コンシューマー向け製品市場でのシェアを、現在5パーセント台から、来年度は倍増させ2ケタを目指す」とコンシューマー向け市場に向けた意気込みを見せた。

※1 '98年1月に、コンパックコンピュータとキヤノン販売(株)は日本市場でのコンシューマ向けパソコン事業において、包括的な業務提携を結んでいる。

※2 '99年7月に発表した、スリムタワー型パソコンPresario 3500シリーズが、同社が初めて日本市場向けに企画開発した製品。2000年3月には日本向け製品の開発を専門に行なうPresario開発センターを設立している。

※3 '99年の10月から、PresarioのイメージキャラクターとしてTOKIOを採用、TVコマーシャルもシリーズ化されている。

同社コンシューマビジネス統括本部の樋口泰行統括本部長は、日本市場における製品戦略を説明した。「ワールドワイドで考えた場合、米国ではコンパックの製品は店頭でのシェアが35パーセントに達しており、これ以上伸ばすのは難しくなっている状態。米本社も、日本やヨーロッパの市場の伸びに期待している。当たり前といわれるかも知れないが、今後コンパックが注力していくのは、日本市場にあった製品開発、eLife-Styleによるユーザーバリューの追求、顧客満足度の向上、製品イメージと同期したマーケティング」という。

このうち、製品開発では、今回Presarioをフルモデルチェンジして全5機種14モデルとして、前年比2.5倍に増やした。eLife-Styleによるユーザーバリューの追求では、米国ですでにいくつかの製品を発表しているiPAQシリーズを、日本にも展開していきたいという。顧客満足度向上は最も力を入れており、10月から電話によるサポートの時間を延長するほか、土、日、祝日にも拡大する。オンラインによるユーザー登録もこの冬から開始する。マニュアルは英語版の翻訳ではないビジュアルを多用したオリジナルのものを添付する。そしてマーケティングにおいては、イメージキャラクターとしてTOKIOを継続採用し、新しいTVコマーシャルの全国での放映など、積極的にメディア展開を行なっていくという。

Presarioデスクトップ

デスクトップでは、従来スリムタワー1機種だったが、価格を追求したエントリー向け省スペースデスクトップ『Presario 3200』、スタイリッシュスリムタワー『Presario 3500』、拡張性と性能を重視したマイクロタワー型『Presario 5000』の3機種とした。デスクトップモデルでは、エントリー向け機種でもDVD-ROMドライブモデルを用意したほか、大部分がCD-RWドライブやIEEE1394搭載モデルとなっている。なおPresarioはすべてオープン価格だが、キャプション中では同社のダイレクトショップであるコンパックダイレクトプラスでの販売価格を示した。

『Presario 3200』CPUにCeleron-600MHz、64MB SDRAM、20GB HDDを搭載したエントリー向け製品。DVD-ROMドライブ搭載モデルが7万9800円
『Presario 3500』スリムタワー型筐体にCD-RWドライブとIEEE1394インターフェースを搭載した。Celeron-633MHz、64MB SDRAM、30GB HDDを搭載したモデルが10万9800円
『Presario 5000』CPUにAMD Duron-650MHzまたはAthlon-1GHzを搭載する。グラフィックカードはnVIDIA社のNANTA LT、CD-RWドライブとIEEE1394を装備する。さらにDVD-ROMドライブを搭載してダブルドライブ仕様としたAthlon-1GHzモデルが19万9800円

Presarioノート

ノートパソコンは、半透明のプラスチックを使い、曲線で囲まれたデザインの筐体を使用したレガシーフリーモデル『Presario 1400』と、厚さ33mmと比較的薄型の『Presario 1700』の2機種。

『Presario 1400』半透明と銀色の2種類の素材を組み合わせたデザイン。Celeron-600MHz、13.3インチの1024×768ドットカラー液晶ディスプレー、64MBメモリー、10GB HDDを搭載し、最大24倍速のCD-ROMドライブを装備したモデルが19万9800円
『Presario 1700』モバイルCeleron-600MHz、14.1インチ1024×768ドット液晶ディスプレー、64MBメモリー、15GB HDDを搭載し、最大24倍速のCD-ROMドライブを装備したモデルが22万9800円
発表会後半にはTOKIOのメンバーが壇上に登場。高柳社長から感謝の盾と、1人1人に新製品Presario 1400が手渡された
全員が以前送られたPresarioノートのユーザーで、海外ツアー中はインターネットに接続して日本のスポーツニュースを読んだりしているという
TOKIOに迫る報道陣のカメラの砲列。ちなみに彼らのほとんどは前半のPresarioの説明時にはじっと時が過ぎるのを待っていた。コンパック広報部によると、発表会にきた報道陣は200名弱で、パソコン関連はその半分ほどだったという

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