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【東京ゲームショウ2000秋 Vol.10】そのほか、気になったブースなど

2000年09月23日 13時16分更新

文● 編集部 小磯大介

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パソコンゲームを大々的に扱うイマジニア

イマジニアブースでは、WRC(World Rally Championship)のドライバーであるコーリン・マクレーの名を冠した『コーリン・マクレー ラリー2』を、実際に遊べるコーナーを設置している。最新鋭のパソコンをずらりと並べたコーナーは「はじめての試み」(イマジニア(株)広報)とのことで、ラリーファン、パソコンゲームファンは、訪れてみたらどうだろう。8ヵ国90以上のコースを、コーリン・マクレーの愛車“フォード フォーカス”をはじめとする、10種類以上(隠し車種を含む)のラリーカーで疾走できる。

『コーリン・マクレー ラリー2』。記者の個人的には今回の一押し。コーリンには悪いが、この美しいコースにはやはりインプレッサのソニックブルーが似合うと思う
イマジニアブース。タワー型のパソコンがずらりと並ぶ

イマジニアブースではパソコンゲーム以外にも、今冬発売予定のゲームボーイ用ソフト『スペースネット』を題材にし、小学生の男の子を主な対象としたイベントを開催中だ。ゲームのコンセプトは“GBが宇宙を救う”。イベントでゲームに参加すると、宇宙食がもらえるかもしれないぞ。お父さんがラリーを楽しんでいる間、子どもはイベントで遊ぶ、なんていうゲーム一家には、イマジニアブースがおすすめだ。

『スペースネット』。「23~24日は、ぜひたくさんの子どもたちに来てほしい(広報)」

トークショーとゲームの2枚看板が売りのエンターブレイン

(株)エンターブレインブースのほぼ半分はイベント用ステージが占めている。22日は『週刊ファミ通』の浜村弘一編集長などによるトークショーが開催され、ゲームショウの見どころを聞こうというゲーマーがたくさん詰めかけていた。23~24日は、ゲームプロデューサーの広井王子氏などがトークショーをおこなうという。

浜村編集長(右)らのトークイベント。ブース前の通路が塞がるほど聴衆が集まっていた

ゲームの展示は、12月発売予定のPS用戦車戦シミュレーションソフトの最新版『PANZER FRONT bis.』と、2001年3月発売予定の恋愛シミュレーションソフトの最新版 『トゥルーラブストーリー3』、ならびに“ツクールシリーズ”がメインで展示されている。

エンターブレインのブース。PANZER FRONT bis.は「前作よりさらにマニアックになった」と広報が強調しており、戦車好きは要チェックだ。また、過去2度の転校歴がある読者なら、今度は意中の女の子といっしょに卒業できるトゥルーラブストーリー3は当然押さえておくべきだろう

大きなチョロQ(?)が人目を引くタカラ

(株)タカラのブースには、12月に発売予定の『チョロQ HG(ハイグレード)』宣伝用の巨大なチョロQがいる。ただこのチョロQ、よく見ると湘南ナンバーが。そう、このチョロQ、実は本物の車だ。いつでもレースクイーンのお姉さんが実車チョロQのそばにいるので、ちょっとしたモーターショー気分を味わえる。ゲームのほうは、まだ撮影禁止で、詳細な画面写真をお伝えできないが、十分プレーできるデモ機があるので、興味のある読者は、実際にブースで体験してほしい。

チョロQとお姉さん

そのほか、サミー(株)のブースでは、同社の新作格闘ゲーム『ギルティギアX』のデモ機が置かれ、格闘ゲーマーが集まっていた。連日、勝ち抜きの大会が開催される。

1日中、人だかりのできていたサミーブース

なお、パソコンともゲームとも直接は関係しないが、(株)文化放送もブースを出展している。「ここにくれば、秋の番組改編など、文化放送A&G(アニメ&ゲーム)番組のすべてがわかる」(広報)とのこと。同社が販売するゲームについての話はないようだ。興味のある読者は注意しておくといいだろう。

文化放送ブース。22日は、声優の渡邉由紀が出演していた。23~24日にかけても、ほぼ1時間ごとに、声優によるトークイベントがおこなわれる。ちょっと見つけにくいところにあるが、ビジネスデーにもかかわらず相当な人だかりができていたので、一般日はかなりの混雑が予想される

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