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スマートリンク、ビジネス教育分野で16社と提携。 1000コースラインナップを

2000年09月22日 18時35分更新

文● 船木万里

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(株)スマートリンクは21日、有楽町国際フォーラム会議室において、インターネットを利用した在宅教育分野のコース開発や販売代理などに関して、日本アイ・ビー・エム研修サービス、CSKほか16社とパートナー提携することを発表した。

(株)スマートリンク代表取締役社長の荒木浩二氏(左)と、取締役の北澤淳一氏

11月から、企業向けe-Learningソリューションをトータルに提供

(株)スマートリンクは'98年の設立以来、独自のe-Learningシステム(インターネットを利用した在宅教育)を開発し、オンラインでのビジネス教育サービスを提供してきた。現在、インターネットを通じて学ぶバーチャルスクール“インターネット・ビジネスカレッジ”、ウェブベースでの学習とラボでの実習を組み合わせたスクール“Biz Valley”など、ITを中心として80コースを運営している。

コースによってプログラム内容はさまざまだが、システムとしては、CD-ROMとウェブサイトでのファイル配信によって最新の教材を配布し、成績管理、学習スケジュール生成、学習履歴や進捗状況管理、メールによるQ&Aなど、学習支援のためのさまざまなオンラインサービス機能を提供する。

さらに今年11月からは、これまでの実績から得たノウハウを元に、企業向けe-Learningソリューションをトータルに提供するサービスも開始する。

今回は、ビジネス教育分野での実績をもつソフト開発会社や出版社、ビジネススクールなど16社と提携することを発表。提携企業とは、コースウェアの共同開発、内容監修、販売代理、受託開発、仕様統一のいずれかに関してパートナーシップを組む。

今後は共に市場を活性化し、e-Learningの普及と発展に寄与していきたいとしている。資格、IT、PC、管理、販売、生産、ビジネスリテラシー、クリエイティブ、外国語、マーケティング、実務などのカテゴリー別に、ビジネス教育全般を体系化したコースを開発し、2001年末には450コース、2003年末には1000コースと、国内最大のラインナップを予定している。

提携企業のひとつ、日本アイ・ビー・エム研修サービス(株)常務取締役、平尾隆行氏

提携企業は、以下の16社。(株)アスク、(株)アルク、エヌ・ティ・ティ ラーニングシステムズ(株)、(株)旺文社、学校法人大原学園、サン・マイクロシステムズ(株)、(株)CSK、(株)シリウス、(株)創育、日本アイ・ビー・エム研修サービス(株)、日本オラクル(株)、日本メディアプログラミング(株)、(株)ビジネス・ブレークスルー、(株)日立インフォメーションアカデミー、(株)富士通ラーニングメディア、三菱電機システムウェア(株)。

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