コニカ(株)は20日、オンラインフォトサービス会社の米Zing Network社と業務提携し、デジタルカメラの撮影画像をインターネット経由でプリントショップに伝送し、銀塩印画紙にプリントするサービスを、2001年春に米国で開始すると発表した。
同サービスは、家庭からインターネット経由でデジタルカメラの画像のプリントを注文できるもので、銀塩印画紙に出力されたプリントを、コニカのデジタルミニラボ『QD-21』が設置されたプリントショップ(以下QD店)で受け取れるという。また、フィルムカメラのユーザーに対しては、QD店で現像した写真をデジタル化し、インターネット上に保管するサービスを提供。保管されたデジタル画像は、他ユーザーと共有したり、電子アルバムや電子グリーティングカードの作成に利用できるという。
なお、Zing Networkは、米国で200万人(7月現在)の会員を擁する写真コミュニティーサイトを運営するベンチャー企業。コニカは、サービス提供のために、Zing Networkのサイトにアクセス可能なQD-21用サーバーを開発するとしている。両社は、米国以外でヨーロッパでも、2001年後半にサービスを開始する。
