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日本HP、SOHO向け低価格PC『brio』を発表

2000年09月26日 13時18分更新

文● 編集部 小林久

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日本ヒューレット・パッカード(株)は、SOHO市場をメインターゲットにしたマイクロタワー『hp brio ba410』を10月15日に発売する。“brio”(ブリオ)は、ビジネス向けPCの低価格ラインナップ。ワールドワイド市場では、200番台と600番台の製品も出荷されているが、まずはスタンダードなスペックを持った400番台の製品が投入される。

hp brio ba410フェースプレートはS字シェープの独特な形状

主な仕様は、CPUがCeleron-633MHz、標準64MB(最大512MB)メモリー、容量10GBのHDD(UltraATA/66)、チップセットに台湾VIA Technologies社のProSavage PM133、最大24倍速のCD-ROMドライブなど。ProSavageは、AGP4xにも対応するが、同製品ではチップセット内蔵のビデオ機能を使用する。ビデオメモリーは8~16MBをメインメモリーと共用し、最大1600×1200ドット/256色表示が可能。本体にはAGP×1、PCI×3の拡張スロット、シリアル、パラレル、PS/2×2、USB×2、10/100BASE-TX対応のEthernetなどの外部ポート備える。

本体サイズは幅190×奥行き381×高さ358mmで、重量は9.8kg。価格は7万8000円。また、同社のオンライン販売サイト“HP Direct”では、価格79800円で15インチCRTモニターを同梱したモデルを限定販売する。なお、SOHO市場向けということで、OSはWindows Second Editonのみが選択可能。

同社は、12月をめどにCPUにPentiumIII、20GBクラスのHDD、エヌビディアまたはMatroxのビデオカードを搭載した上位機も追加する予定で、価格は12万円台半ばになる見込み。同社では“HP Direct”を通じ、コンシューマー販売の比重も高めていきたいとしている。

本体ケースは工具なしで簡単にばらせる仕組みになっている
筐体カバーは外しやすいL字型
電源は手前に回転し、メモリーやビデオカードが増設しやすい仕組みになっている
本体上部にはPentiumIIIを搭載することを想定し、エアダクト用のスペースが設けられている

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