このページの本文へ

米ジュピター、米クリスマス商戦のネット支出は120億ドルと予測

2000年09月20日 18時38分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ジュピター・コミュニケーションズ(株)の19日の発表によると、米ジュピター・コミュニケーションズ社は現地時間の18日、同社のアナリストのケン・カサー(Ken Cassar)氏が、米国における今年のクリスマスシーズンでのネット販売の規模は、前年同期比66パーセント増の120億ドル(約1兆2720億円)に達すると予測したと発表した。その内訳は、小売業が90億ドル(約9540億円)、航空券やホテルの予約が30億ドル(約3180億円)となっている。このような市場の成長が続くと予測する理由として、消費者のネット購買比率の上昇と、ネット販売の利便性の向上に加えて、信頼性の高まりを見せていることから新規のネット購買者の増加が600万人見込まれることを挙げている。

昨年度のクリスマスシーズンには、顧客層の規模を正確に把握していた販売業者が限られていたという。その結果、もともと商品にさほど興味を持たない顧客にまで、販売促進・広告支出を過剰に行なうという致命的なミスを犯すことになったという。同社のアナリストは、この経験を踏まえ、ネット小売業者は広告支出を絞り、効果的なマーケティングを行なうべきだとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン