(株)デジタルデザインとインフォテリア(株)は20日、XMLベースのBtoBアプライアンスの開発と販売で業務提携したと発表した。
今回発表したBtoBアプライアンスは、企業間取引ネットワークへの接続を簡単に行なうための専用ハードで、米RosettaNet、米Ariba社、米CommerceOne社などが中心となって定めたXMLベースの各種BtoBフレームワークに対応するためのソフトを搭載する。Linuxベースのゲートウェイサーバーとして提供され、CD-ROMから起動する。大企業が運営するBtoBネットワークへの中小規模事業者の参加を促進するという。
ハードの開発はデジタルデザインの子会社である(株)アクアリウムコンピューターが担当し、搭載ソフトはインフォテリア独自の専用ソフトを採用。製品の詳細については10月下旬に発表し、2001年の年初に出荷を開始する予定。
両社は、同アプライアンスの販売代理店を募り、2001年末までに300社への導入を目指している。さらにインフォテリアでは、内蔵のサーバーソフトを、ほかのハードベンダーにも提供していく計画という。
