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日本エリクソンとJ-フォン、WCDMA設備の納入で中間合意

2000年09月14日 20時50分更新

文● 編集部

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日本エリクソン(株)は14日、J-フォングループの2001年商用化予定のWCDMAネットワーク設備に製品供給を行なうことで、中間合意に達したと発表した。同合意により、同社は、J-フォングループの東京、大阪、名古屋地域のWCDMA事業で用いるネットワーク設備に関して、単一サプライヤーになるとしている。なお、WCDMAネットワークは、“アナログ”、“デジタル”に次ぐ、第3世代のモバイルネットワークに位置付けられ、これにより携帯電話事業者は、ビデオ会議などの無線マルチメディアサービスを提供できるようになるとしている。

また、同社は併せて、スウェーデンのエリクソン社と米マイクロソフト社が11日(現地時間)付けで、合弁会社“Ericsson Microsoft Mobile Venture AB”を設立したと発表した。同合弁会社は、両社の製品をベースにして、携帯電話用の電子メールシステムの開発を目的に設立されたもの。同システムは、電子メールのほか、カレンダー、仕事リストなどの個人情報管理ツールも含み、企業のサーバー内にあるデータにもアクセス可能という。最初のシステムは、2000年12月までに携帯電話事業者向けに発売されるとしている。

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