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三菱電機、高輝度ダイヤモンドトロンMM管を開発

2000年09月13日 21時02分更新

文● 編集部

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三菱電機(株)は13日、従来の高解像を維持したまま輝度が3倍以上のブラウン管『マルチメディア対応17形高輝度ダイヤモンドトロンMM管』を開発したと発表した。発売は来年の予定。

開発の経緯を説明するリビングデジタルメディア事業本部映像情報事業部部長 中島均氏

『マルチメディア対応17形高輝度ダイヤモンドトロンMM管』は、DVDやデジタル放送などのマルチメディアをパソコンのディスプレーで表示する機会が増えてきたことで、今までのディスプレーの高解像度とテレビの高輝度を両立させるために開発したもの。

MM管の技術を説明する映像表示・デバイス製作所技術部部長 岩崎安男氏

従来のパソコン用ディスプレーは高解像度表示を実現するために高周波の映像信号で電子ビームを変調する必要があり、これによりディスプレーのカソードドライブ電圧の最大値50V程度までしか供給できず、最大輝度が制限されていた。このために動画表示に必要とされていた輝度がテレビ用の2分の1程度しか確保できていなかった。

動画像は明るいが、テキストはほぼ同じ輝度になっている。管面は従来と同じフラットフェース

しかし、今回は制御電極を追加した新電子銃構造を開発し、現行のカソードドライブ電圧でも十分な電子放出が得ることが可能になったという。これにより、カソードドライブ電圧を低減し、従来の映像信号回路を変えずに現行管に比べて3倍以上明るい動画像を表示できる。つまり、従来50Vの輝度が150cd/平方mだったのに対して、今回は50Vで輝度が450cd/平方m確保できることになった。また、動画などに関しては今までの3倍以上の高輝度(450cd/平方m)で表示し、高解像度の必要なテキスト画面では現行の高輝度(150cd/平方m)を維持することが可能だという。

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