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東芝、Windows Me搭載のDynaBook秋モデル

2000年09月13日 15時17分更新

文● 編集部 佐々木千之

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(株)東芝は13日、Windows Meをプレインストールした個人向けノートパソコンとしてB5サイズの『DynaBook SS』1機種、A4サイズの『DynaBook』3機種を発表した。A4サイズの3機種すべてに、56kbpsモデムと100BASE-TXインターフェースの搭載、IEEE1394および光デジタルオーディオ端子(S/PDIF)の搭載と、インターフェースの強化が図られている。

DVD/CD-RWドライブマルチドライブ搭載

『DynaBook DB70P/5MC』ポインティングデバイスは“アキュポイントII”

DynaBook DB70P/5MCは、同社の個人向けオールインワンノートの最上位モデルとなる製品。ノートパソコンとして初めて1台でDVD/CD-ROMの読み出しとCD-R/CD-RWの読み書きに対応したマルチドライブを搭載したことと、ステレオスピーカーに加え、ノートパソコンでは不足になりがちな低音域(120~300Hz)をカバーする“サブウーハー”を搭載したことの2点が特徴だ。

DB70Pのキーボード手前部分にある“サブウーファー”(左右の網目部分)

CPUはSpeedStepテクノロジー対応モバイルPentium III-700MHz、ディスプレーは15.1インチの1024×768ドット液晶TFTディスプレー、グラフィックチップは米S3社のSavageIX(ビデオRAM8MB)を装備。128MBメモリー(PC100SDRAM、最大384MB)、20GB HDDを標準で搭載している。サイズは幅328×奥行き277×高さ44.7mmで、重さは約3.5kg。価格はオープンで発売は10月21日。店頭での予想価格は35万円前後となっている。

14.1インチTFT液晶搭載のスタンダードモデル

『DynaBook DB60C/4RA』

DynaBook DB60C/4RA、同 DB55C/4CAは、14.1インチの1024×768ドット液晶TFTディスプレーを搭載し、CD-ROM/CD-RWドライブとFDDを内蔵したオールインワンのスタンダードモデル。インターフェースが充実しており、上位のDB70P/5MCのものに加えてS端子出力も装備する。

CPUはモバイルCeleron-600MHz(DB60C)または550MHz(DB55C)、グラフィックチップはカナダATIテクノロジーズ社のRAGE Mobility-C(ビデオRAM4MB)。64MBメモリー(PC100SDRAM、最大192MB)、10GB HDDを標準で搭載している。サイズは幅322×奥行き277×高さ36mmで、重さは約3.2kg。価格はオープンで9月20日発売。店頭での予想価格はDB60Cが25万円前後、DB55Cが20万円前後となっている。

ハードウェアは変更なしのDS50C

『DynaBook SS DS50C/1CCR』

DynaBook DS50C/1CCRは、11.3インチの1024×768ドットポリシリコンTFT液晶ディスプレーを搭載し、CD-ROMを内蔵したB5サイズノートパソコン。CPUはモバイルCeleron-500MHz、128MBメモリー(PC100SDRAM)、12GB HDD搭載で、重さ1.8kgなど、ハードウェアのスペックは7月25日に発表されたDynaBook SS DS50C/1CAとまったく同じ。OSのみがWindows Meに変更されたもの。価格はオープンで9月15日発売。店頭での予想価格は25万円前後となっている。

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