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NTTドコモ、ゼロハリデザインのWindows CEマシンを発表

2000年09月12日 03時01分更新

文● 編集部 小林久

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは、米ゼロハリバートン社と共同でデザインしたHandheld PC『シグマリオン』を発表した。ゼロハリバートンはアタッシュケースで有名な企業。本体はプラスチック製だが、シルバーの本体にスリッドを配したデザインはまさに“ゼロハリ”のそれ。

OSにはマイクロソフト(株)の『Windows CE Handheld PC Professional Edition 3.0』(H/PC Pro3.0)を搭載。本体は日本電気(株)の『MobileGear MC/530』をベースに開発されているが、PCカードスロットなどを省略して、コンパクト化を図った。本体サイズは、幅189×奥行き107×高さ27mmで、重量は約485g。640×240ドット表示可能な6.2インチカラーSTN液晶ディスプレー、32MBメモリー、TypeII対応のコンパクトフラッシュスロット、携帯電話/PHS接続用のコネクター、シリアル/赤外線ポートなどを装備する。バッテリーはリチウムイオン充電池で標準10時間(通信時5時間)の連続使用が可能。

ドコモショップでの販売価格は5万9800円で、9月20日の発売を予定。シグマリオン専用ゼロハリバートンケース(アルミ合金製)をセットにしたパッケージも関東甲信越地方2000台に限り販売する。価格は9万6900円。

NTTドコモが販売するH/PC Proマシン『シグマリオン』

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