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オムロンソフト、組込み型かな漢字変換システムを発表

2000年09月07日 20時09分更新

文● 編集部

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オムロンソフトウェア(株)は7日、携帯電話メーカーで採用されている、かな漢字変換システム『モバイルWnn』(モバイルウンヌ)をさらにコンパクト化し、ゲーム機器/ゲームソフト/情報家電など、ROMやRAMの容量に制限のある日本語入力環境にも対応した、かな漢字変換システム『ミニWnn』(ミニウンヌ)を開発したと発表した。

ミニWnnの変換エンジンが使用する容量は、ROMが12KBで、RAMが48B。独自の辞書圧縮技術を採用しており、辞書サイズは、基本辞書と付属語辞書/辞書Indexを合わせて204KB。何十万語も収録する辞書でのかな漢字変換に適しているという。送り仮名や助詞などの付属語を考慮した単文節変換を採用している。

同社では、連文節変換のニーズにはモバイルWnnを提供し、限られたリソースで単文節程度の名前やコメントを入力するニーズには、ミニWnnを提供していくという。

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