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台湾SiS、統合型チップセットを発表

2000年08月31日 22時37分更新

文● 編集部 小林久

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台湾のチップセットメーカーSilicon Integrated Systems(SiS)社は、都内で記者発表会を開き、米AMD社のAthlon/Duronシリーズに対応した統合型チップセット『SiS730S』を発表した。

『SiS730S』

SiS730Sは、主にバリューPCをターゲットにした統合型チップセットで、SiS300相当のグラフィックス機能、ハードウェアDVDアクセラレーション機能、5.1チャンネル出力に対応したサウンド機能、56kbpsモデム/100BASE-TX/HomePNA対応の通信機能などを1チップで提供する。

主な仕様は、(1)FSB266MHzに対応、(2)最大3つのDIMMスロット(PC133対応)をサポート、(3)独立したAGP4xカードの接続が可能、(4)UltraATA/100に対応、(5)最大6ポートのUSBポートの搭載が可能、(6)SiS301を追加することでTV出力、デジタルフラットパネル、セカンダリモニターをサポート──など。内蔵ビデオ機能は2D/3Dアクセラレーションに対応し、ビデオメモリーはメインメモリーを共有するUMA方式で、容量は最大64MB。最大解像度1920×1200ドットをサポートする。

プロセスルールは0.18μmで、パッケージは672ピンプラスチックBGA。SocketAのAthlon/Duronに対応する。同社のマーケティング担当者によると「SlotAへの対応も可能だが、サイズ/価格の面でメリットがないため、SocketAでの使用を推奨する」という。同社では、ノートPCやSet Top Boxへの応用も考えており、消費電力は3.5W程度になるという。

SiS730Sのサンプル出荷はすでに行なわれており、9月に量産出荷を開始。同チップを搭載したマザーボードは、10月をメドに出荷される予定。製品出荷は台湾ASUSTeK COMPUTER社、台湾Gigabyte社など10社以上が予定しているという。1万個出荷時の単価は42ドル(約4500円)。

会場に出展されていたASUSのマザーボード
同じくGigabyteのマザーボード
Athlon3Dステレオスコープのデモも行なわれていた。動作環境はAthlon-800MHz、64MBメモリー、UltraATA/66のHDDなど

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