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シャープ、液晶一体型パソコン『Mebius Vino』を発表──Windows Meをプレインストール

2000年08月31日 21時57分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は、液晶一体型パソコンの新ラインナップ『Mebius Vino』を発表した。曲線を生かした新デザインを採用。音声ナビゲーション機能などを装備する。標準モデルの『PC-DJ10S』とOffice 2000をプレインストールした『PC-DJ10M』の2モデルを用意する。

『Mebius Vino』

“Vino”(ヴィーノ)はイタリア語で“ワイン”の意味で、女性の生活空間に自然にマッチできるパソコンを目指して命名したという。また、オリジナルソフトとして音声ナビゲーションソフトの『パソコンナビ2001─リッキーくん─』を搭載。マイクを使ってキャラクターに話し掛ける感覚で、インターネット検索を行なったり、基本操作の説明を受けられるようにした。

また、本体にはデジタル携帯電話アダプターを搭載し、付属ソフトの『Mebius iモード Park』を利用して、“iアニメ”(iモード電話機で参照できるGIFアニメ)や待ち受け画面の作成などが行なえる。

PC-DJ10SとPC-DJ10Mのハードウェアスペックは共通で、CPUにCeleron-566MHz、標準64MB(最大256MB)メモリー、容量10GBのハードディスクドライブ、最大24倍速のCD-ROMドライブ、56kbpsモデム(V.90/K56flex対応)を搭載。ディスプレーは13.3インチの“低反射ブラックTFT液晶”で、最大1024×768ドット26万色の表示が可能。チップセットはグラフィックス機能を統合した台湾VIA Technologies社ProSavage PM133で、ビデオメモリーは8MBをメインメモリーと共用。4つのUSBポートをサポートしている。拡張スロットとしてTypeIIのPCカードスロットを2基装備する。

本体サイズは幅34.6×奥行き22.1×高さ37.6cm。重量は約6.0kg。OSにはWindows Meをプレインストールしている。価格はオープンプライスで、実売価格はPC-DJ10Sが17万円、PC-DJ10Mが19万円。発売はOffice 2000プレインストールモデルのPC-DJ10Mが先行し9月15日、追って標準モデルのPC-DJ10Mが9月25日に発売される。

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