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米インテル、米HP、米IBM、およびNEC、Linux向けのオープンソースを開発するラボ“オープン・ソース・デベロップメント・ラボ”を開設

2000年08月31日 21時24分更新

文● 編集部

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インテル(株)の31日の発表によると、米インテル社、米ヒューレット・パッカード社、米IBM社、および日本電気(株)の4社は現地時間の30日、LinuxにEビジネスやエンタープライズ機能を追加している開発者のための独立した非営利のラボ“オープン・ソース・デベロップメント・ラボ”(OSDL)を開設すると発表した。

4社はラボに対して、今後数年間にわたり、機材の提供と財務支援を行なう。ほかに、米カルデラ・システムズ社、米デルコンピュータ社、米リナックスケア社、米LynuxWorks社、米レッドハット社、米SGI社、ドイツのSuSE Linux社、米ターボリナックス社、および米VAリナックスシステムズ社がラボのコントリビューターまたはスポンサーとして参加する。

同ラボは、独立した委員会および管理機構が統括し、オープンソースのコミュニティーおよびスポンサー企業の代表から構成される。ラボが独立したエグゼクティブディレクターを選び、方針の実行、財務に関する決定、コミュニティーと協力してプロジェクトの選考を行なうという。なお、同ラボは現在組織中で、オープンソースの開発者に集中化されたエンタープライズ向け開発環境、および開発における意見や改良点を共有するためのサイトを提供する予定。設備は、今年末にオレゴン州ポートランドの近くに開設する計画となっている。

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