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SASインスティチュート、SASシステムの最新バージョンの出荷を開始

2000年08月31日 01時15分更新

文● 編集部

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(株)SASインスティチュートは29日、SASシステムの最新バージョン『SASシステムVersion 8e 日本語版』の日本語版の出荷を9月1日に開始すると発表した。価格は、一般企業向けの最小構成で1ユーザーの初年度ライセンス料が約77万円。

『SASシステム Version 8e 日本語版』は、インフォメーションデリバリーアーキテクチャーを提供するもの。“インテリジェントストレージ”“インテリジェントサーバー”“インテリジェントクライアント”の3つの層から構成される。“インテリジェントストレージ”は、データを統合し、データへのアクセスやデータの生成、情報の抽出を可能にする。“インテリジェントサーバー”は、分析結果をHTML形式やSASデータセットなどにより出力する“アウトプット・デリバリー・システム”を提供する。“インテリジェントクライアント”は、CORBAやDCOMなどのプロトコルをサポートし、ブラウザやサードパーティーのソフトウェアからSASサーバーへのアクセスを可能にするもの。対応OSは、Windows 95/98/NT4.0/2000。なお、その他のOSについては2001年第2四半期以降順次出荷する予定だという。

併せて、同社では『SASシステム Version 8e 日本語版』上で稼働するデータマイニングツール『Enterprise Miner ソフトウェア Version 4.0』を11月に出荷すると発表した。新たな機能として、利益やコストなどの情報をターゲット変数に加えることができる“ターゲットプロファイラー”を追加したという。

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