シャープ(株)と米ピクチャーテル社は8月28日、インターネットベースの画像と音声を融合した新世代テレビ会議システムの商品化および生産で協業することで合意したと発表した。
これは、シャープの有するCCDカメラやマイク技術を含む音声/画像処理技術、小型化設計技術、および生産技術・量産手法と、ピクチャーテルが有するテレビ会議技術、販売力を相互に利用し、今後、急速な成長が期待されるSOHO向けの新世代のテレビ会議システムを、共同で商品化することを目的としたもの。
第1弾として、今年度中を目標に、国際標準規格である“ITUスタンダード”および、ピクチャーテルと米インテル社が共同で開発したテレビ会議システムの次世代プラットフォーム“PictureTel iPower”のアーキテクチャーに基づいたテレビ会議システムの開発および商品化を行なうという。