(株)リクルートは、同社のウェブコンテンツ“キーマンズネット”上に、会員同士の情報交換ウェブサービス“キーナビ相談室”を開設すると発表した。25日にオープンする。
もともと“キーマンズネット”は、企業内でIT関連製品を導入・活用している担当者に向けた会員制ウェブサービスで、サーバー、ネットワーク関連機器をはじめとするハードウェアーや、ナレッジマネージメント等のソリューションに関する情報を無料で提供する。サービス開始から4年が経過し、現在の会員数は13万人。
従来の“キーマンズネット”の製品情報だけでは解決できなかった問題に対して、“キーナビ相談室”では、“利用者の声”“事例の共有”などのメニューを用意する。これまでコンサルタントやベンダーに委託するしかなかったシステム関連の問題をウェブで解決できるうえに、質問者・解答者ともに企業内のシステム担当者のため、実務経験者にしか分からないノウハウも得られるという。ノートパソコンの選定から、ネットワーク設計にいたるまで、300ほどのカテゴリーを網羅しており、あらゆるIT製品・サービスの相談が受けられるとしている。本サービスに先だって実施されたモニターでは、質問に対する回答率は94%であったという。
同社は、このようなサービスを提供することで、企業内でのIT活用を推進していきたいとしている。