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マイクロテック、USB接続のメモリーカードリーダーと、IEEE1394-SCSI相互接続アダプターを発売

2000年08月25日 00時14分更新

文● 編集部

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マイクロテック・インターナショナル(株)は24日、USB接続のメモリーカードリーダー“ZiO!”シリーズ3製品と、SCSI機器をWindowsならびにMacintoshのIEEE1394(FireWire)端子へ接続するためのアダプター『FireSCSI Xpress』を発売すると発表した。9月下旬より順次出荷する。

『ZiO! CF』
『ZiO! SM』
『ZiO! MMC』

『ZiO! CF』はコンパクトフラッシュ(CF)用で、『ZiO! SM』はスマートメディア(SM)用、『ZiO! MMC』はマルチメディアカード(MMC)対応の製品。すべて本体をパソコンのUSBポートへ直接接続するコネクタータイプ。電源はUSBポートから供給される。デスクトップやタワー型など、USBポートが背面に装備されているパソコンでも利用できるように、長さ1メートルのUSBケーブルが付属する。大きさはZiO! CFが幅57.1×奥行き79.5×高さ14mm、ZiO! SMが幅49.5×奥行き75×高さ14.7mm、ZiO! MMCが幅34.78×奥行き73.61×12mmで、重量は3製品ともに約10g。また、ZiO! CFはType I/IIのほか、IBMのMicrodriveにも対応している。対応機種はPC/AT互換機とPower Mac G3/G4、iMac、iBookで、対応OSはWindows 98/2000およびMac OS 8.5以降。

価格はオープンプライスで、予想実売価格は4680円。色はグレーとパープルの2色があり、9月下旬にグレーのZio!SMとZio!MMCを、10月下旬にグレーのZio!CFを発売する。パープル3製品の発売は今冬を予定しているという。

『FireSCSI Xpress』

FireSCSI XpressはSCSI機器をパソコンのIEEE1394端子へ接続するためのアダプターで、SCSI-2に対応する。同社の、SCSI機器をパソコン側のUSBへ接続する『USBXpressSCSI』ではUSBの転送速度がボトルネックになる場合があったのに対し、IEEE1394接続を用いることにより最大で毎秒10MBのデータ転送が可能であるとしている。大きさは幅66×奥行き96×高さ21mm。本体重量は90g。

対応機種はPC/AT互換機とPower Mac G3/G4、iMac、iBookで、対応OSはWindows 98SE/Me/2000とMac OS。6ピンのIEEE1394端子が必要で、電源はパソコンから給電される。そのため4ピンしか持たないノートパソコンはサポートされていない(今後、4ピンの端子を持つパソコン用に給電用の電源アダプターが用意される予定)。また、Mac OS 9.0.4より前のバージョンのOSがインストールされているMacintoshでは、BHAのB's Crewなど、SCSI機器のマウントが行なえるアプリケーションを別途用意する必要がある。価格はオープンプライスで、予想実売価格は1万2800円。

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