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ターボリナックス、トレンドマイクロとe-ビジネス用Linuxサーバー市場で協業

2000年08月24日 22時26分更新

文● 編集部

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ターボリナックス ジャパン(株)は24日、トレンドマイクロ(株)と、安全性の高いLinuxサーバーソリューションを普及するために、セキュリティーに関する啓蒙活動の促進とマーケティング活動で協業していくと発表した。また、(株)東京リーガルマインドとLinuxエンジニア養成に関して業務提携したと発表した。

今回の協業により、トレンドマイクロのインターネットゲートウェイサーバー用ウイルス対策製品の最新版『InterScan VirusWall for Linux ver.3.6』が、ターボリナックスのサーバー専用OS『TurboLinux Server 日本語版 6.1』に対応した。ターボリナックスでは、TurboLinux Server 日本語版 6.1の登録ユーザーに対して、最新環境で安全なサーバー構築を可能にするために、アップデートモジュールやセキュリティーフィックスモジュールとともに、InterScan VirusWall for Linux ver.3.6試用版の無償提供を9月中旬に開始する。

InterScan VirusWallは、インターネットゲートウェイで、SMTP/HTTP/FTPの転送ファイルと電子メールの添付ファイルをリアルタイムにウイルスチェックし、即座に管理者などに警告を出し、コンピューターウイルスが社内や社外へ流出しないように常時監視するセキュリティーソフト。InterScan VirusWall for Linux ver.3.6製品版の出荷は28日に開始する。

東京リーガルマインド(LEC)は、9月から開講する“Linux講座”に、技術者認定資格“Turbo-CE”の取得を目標とするターボリナックスの認定トレーニングコースを全面採用し、TurboLinuxオフィシャルエデュケーションセンターとして、本格的にLinux技能者の養成に乗り出すという。

同講座では、ターボリナックスのオリジナルテキストを使用し、講座の運営および受付はLECが行なう。当面は、LEC新宿本校のみで開講する予定。受講料は、“Basicコース”が3万5000円、“システム構築コース”が8万2000円、“mailコース”が10万8000円、“webコース”が11万4000円。なおTurbo-CEでは、ターボリナックスが提供する技術情報ならびにサポート情報が理解でき、同社サポート部門とコミュニケーションがとれることを到達レベルとしている。

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