任天堂(株)は24日、これまでコードネーム『Dolphin』と呼ばれていた次世代テレビゲーム機『NINTENDO GAMECUBE(ニンテンドー ゲームキューブ)』を正式発表した。2001年7月発売で価格は未定。同時発売となる対応ソフトは5タイトルを予定しているという。なお、タイトル内容については明らかにされていない。
『NINTENDO GAMECUBE(ニンテンドー ゲームキューブ)』。本体カラーは“ブルー”“レッド”“ブラック”“ゴールド”“シルバー”がある。写真はブルーモデル。 |
GAMECUBEはMPUにIBMのPowerPCアーキテクチャ“Gekko”(0.18μm銅配線技術採用、クロック周波数405MHz)を搭載。コントローラーポート×4、デジカード(後述)スロット×2、アナログAV出力、デジタルAV出力、シリアルポート、ハイスピードポートを装備する。電源は専用ACアダプター。本体サイズは幅150×奥行き161×高さ110mm。メディアは松下電器産業の独自著作権保護技術を採用した直径8cmの光ディスクで、容量は1.5GB。
周辺機器として、専用コントローラー、専用メモリーカード『DIGICARD(デジカード)』(4Mbitのフラッシュメモリー搭載)、松下電器産業の記録メディア『SDメモリーカード』(64MB)に対応したアダプター『SD-DIGICARD ADAPTER』、ワイヤレスコントローラー、56kbpsのモデムアダプター、ブロードバンド対応アダプター、D端子対応のデジタルビデオケーブルが用意されている。
また、世代ゲームボーイ『ゲームボーイアドバンス』の発売時期と価格も発表された。2001年3月21日発売で、価格は9800円。同時発売の対応ソフトは10タイトルという。
次世代ゲームボーイ『ゲームボーイアドバンス』。こちらは“ブルー”と“オレンジ”の2種類。写真はブルーモデル。 |