F5ネットワークスジャパン(株)の21日の発表によると、米F5ネットワークス社と東京エレクトロン(株)は、F5ネットワークスの主力製品である『BIG-IP コントローラ』を利用する“パーシステンス機能”の提供が可能になったと発表した。
パースシステンス機能は、クッキーやSSL(Security Sokets Layer)などに対応していないiモードなどの携帯端末に対して、パーシステンス(セッション維持)を提供するもの。従来、インターネット環境を提供するシステム構築では、ユーザーのコネクション情報を得てセッションを維持するアプリケーションの開発に、時間と技術を必要とした。今回、BIG-IPが提供するiモードパーシステンス機能は、セッションを同一サーバーに維持しながら、サーバーアレイから携帯端末ユーザーごとに確実なコンテンツ配信が可能となるという。応答性も高いとしている。