シャープ(株)は23日、“シャープスペースタウン”のインターネット接続サービス会員向けのオプションサービスとして、統合メールサービス“パワーメール”を開始すると発表した。9月1日に接続サービス会員に向けてサービスを開始する。利用料金は1メールアカウントにつき毎月300円で、最大10アカウントまで取得可能(9月30日まではキャンペーン期間につき無料)。
パワーメールは、フィルタリング転送機能として、“転送時間設定”や、曜日別の転送設定が可能な“転送曜日設定”、From、To、Subject、CC、に含まれるキーワードによって必要なメールだけを転送できる“転送条件設定”、転送後にサーバーにメールを残すか残さないかの設定など、用途に応じた細かい転送指定が可能となっている。これらはiモード等の携帯電話からも切り替えができ、外出先での設定変更を行なうことが可能となっている。また、“Webメール機能”では、ウェブブラウザーを利用できる環境があれば、その端末上からメールの閲覧、送受信を行なうことが可能となる。シャープスペースタウン以外の他プロバイダーからのメールも受信でき、複数のメールボックスをシャープスペースタウンのメールボックスにまとめることが可能。そのほか、添付ファイルの送受信や署名の設定もでき、SSL(Security Sokets Layer)にも対応している。そのほか、あらかじめ受信したくないメールの条件を指定しておけば、対象メールのシャットダウンができる機能も用意されている。
今後もシャープスペースタウンでは、会員のニーズに応えるサービスの充実を図り、モバイルシーンにおけるインターネット利用に力を入れたいとしている。
