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ジャストシステム、はがき作成ソフトの最新版『楽々はがき2001』を発売

2000年08月23日 21時16分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)ジャストシステムは23日、はがき作成ソフトの最新版『楽々はがき2001』を10月6日に発売すると発表した。

『楽々はがき2001』パッケージ

他社製品の住所録を自動コンバート可能

同製品は、同社のはがき作成ソフト『楽々はがき2000』の次期製品となる最新版。専用コマンドバー“楽々バー”のボタンを順番にクリックしていくだけではがきを作成でき、“おもて”“うら”といったボタンをクリックすると、はがきの表面を作成している最中でも裏面の編集画面に切り替わるようになっている。

他社のはがき作成ソフトの住所録データを読み込み、楽々はがき用にコンバートできる“自動コンバート”を搭載する。同製品をインストールすると、起動時に他社製品の住所録ファイルを自動変換する画面が立ち上がり、変換すると選択すると、その住所録ファイルから楽々はがき用の住所録を自動作成する。元の他社住所録ファイルは消さずにそのまま保存される。

また、絵入りはがきをスキャナー等で読み込み、図柄の部分をさけて文字やレイアウトが可能な“下絵設定”機能や、差出人の住所/氏名を“はんこ調”で表示できる“住所氏名印”機能、複数の異なる表面デザイン/裏面デザインを作成した際、宛先ごとに利用する表面/裏面を設定し一括印刷できる“文書設定印刷モード”を搭載する。キーボードが苦手な人向けに、マウスで入力操作が可能なクリックキーボードも用意されている。

『楽々はがき2001』の裏面作成画面。画面上部分にコマンドバーが用意されている。はがき中の“初春”部分が新藤洋子氏の毛筆アート、コメント部分がひらがなの一部ををつづき文字で表現するフォント“祥南真筆行書体”となっている。

姓名辞書を搭載し、珍しい氏名にも対応

26万件の姓名データ(姓12万件/名14万件)を収録した姓名辞書を搭載しており、珍しい氏名もすぐに入力できる。ジャンルごとに分類されたテンプレートを約1200点、サンプルイラスト/背景を約7400点収録する。『一太郎』や『花子』、『楽々はがき2001』のロゴデザインを手掛けた書家/進藤洋子氏のの毛筆アートも収録されている。

フォントは、和文26書体、連綿体3書体、欧文15書体を収録。今年開発された新作フォント“祥南真筆行書体”が含まれている。文例集は約1100種類を収録する。

また、日本語変換ソフト『ATOK12』、画像管理ソフト『デジコレ』、画像加工ツール『写真スタジオ』、タイトル作成ツール『文字スタジオ』、メールソフト『Shuriken 2.2』、スケジュールソフト『Sasuke 2.1』が付属する。

対応OSはWindows Me/95/98/2000/NT4.0。価格はオープンプライスで、推定小売価格は5000円。『楽々はがき』と『楽々はがき2000』ユーザー対象のバージョンアップ版が3000円、『楽々はがき2000 夏のトクトクパック』ユーザー対象のバージョンアップ版が1000円、『ジャストホーム』ユーザー対象の優待価格が3000円。なお店頭販売分の初回限定3万本には、市販の用紙サンプルと、収録されているイラストの一覧集(冊子)が付属する。

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