(株)ワンマーケットは21日、ECウェブサイトを構築するためのシステムパッケージ『OneMarket』を9月中旬に販売開始すると発表した。
『OneMarket』では、バックエンドのデータベースに、クライアント側の管理ツールやウェブブラウザーでアクセスし、用意された商品の登録や決済方法、発送方法、在庫管理などの各種管理が行なえる。また、さまざまなレポートを作成できる受注処理機能も備えている。あらかじめ商品管理、セール価格、購入履歴、メンバー登録などの機能も用意されている。そのほか、数種類のウェブサイト用テンプレートを付属CDに収録しており、OneMarketの管理ツールで直接データを入力するだけで、ECウェブサイトを開設することも可能。商品画像などのファイル用の専用アップローダーも付属する。これにより単一の商品や限定された期間などの柔軟で細かい設定が可能という。
最小動作環境としては、サーバーにPentiumII-400MHz、メモリー256MB、ハードディスクドライブ8GB、OSはRedHat6.2J Professional。管理ツールにPentiumII-400MHz、メモリー64MB、ハードディスクドライブ2GB、OSはWindows 98。管理ツールにPentium-200MHhz、メモリー64MB、ハードディスクドライブ8GB、OSはWindows 98、ブラウザーにInternet Explorer 5。
価格は『EC for Company ASP』のパッケージ購入費が180万円、ソフトウェア使用料は1ヵ月8万円。『EC for Company Server(自社ホスティング型)』のパッケージ購入費が380万円、ソフトウェア保守料は1ヵ月2万8000円。『EC for Company Server (ホスティング預かり型)』はパッケージ購入費が380万円、ソフトウェア保守料が1ヵ月2万8000円、ホスティング費用は1ヵ月9万8000円となる。
自社のインターネットショップを立ち上げたい企業をターゲットとし、同社は今後もECウェブサイトの構築、ソリューションの提供を中心に開発を進めたいとしている。
