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TSYS、日本支社を開設――GP-Net株式51パーセントの取得も発表

2000年08月22日 21時20分更新

文● 編集部

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米トータル・システム・サービス社(TSYS)は22日、7月7日付けで日本支社を開設し、8月18日に(株)ジー・ピー・ネット(GP-Net)の株式の51パーセントを取得したと発表した。併せて、8月1日付けで近藤均氏がTSYSの日本支社長とGP-Netの代表取締役に就任したと発表した。

TSYSは、金融機関やカード会社に対して、クレジットカード、デビットカードなどの代行処理サービスを提供する企業で、米国、欧州、メキシコに拠点を有し、20ヵ国11通貨で業務を行なっている。また、GP-Netは日本国内でクレジットカードの信用照会と決済データ処理を提供する企業で、カード加盟店内の端末からのデータをカード会社や金融機関に中継している。TSYSは、今回の日本支社の開設とGP-Netへの資本参加により、米国市場でのノウハウを日本市場に導入していくとしている。なお、近藤TSYS日本支社長兼GP-Net代表取締役は、VISAインターナショナル日本支社の総支配人代理、VISAスーパースマートカード協会の事務局長、ICカード実験推進団体“スマート・コマース・ジャパン”事務局長を歴任している。

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