(株)ワールドビジョンは22日、自分自身の資質を見きわめ、人生の目標を達成する手助けとなる自己実現ソフト『SNAVI(エスナビ)』を発表した。価格は25万円で、30日に販売を開始する。
SNAVIは、同社代表取締役社長の木寺祥友氏が自己の経験を踏まえ、自己啓発の観点から開発された自己実現のためのソフトウェア。対応するOSはWindows 95/98/2000/NT 4.0、およびMac OS 8.1以降。
 | 木寺祥友代表取締役社長 |
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同社によると、企業内の研修などで広まってきている一般的な自己実現システムでは、セミナーや、本とカセットテープといった内容のもので、“目標”があることが前提で、目標のたて方については明確にされていないことが多く、価格も100万円程度するという。また、目標の設定や目標の達成を目的とするコンサルティングやコーチングのシステムでは、自己の(※1)“資源”を100以上も紙に書き出して分析しているため、混乱することが多かったという。
※1 持ち物や資産、能力、人脈、情報など、その人がこれまでの人生で手に入れたり、身につけたもの。これに対しSNAVIでは、例えば“ビデオの撮り方を教えることができる”といった資源項目に対して、将来性、優位度、ほかとの比較、陳腐化の度合い、まねされるかどうかといった“資源評価”を点数化することによって、整理や分析が効率的に行なえ、目指すべき方向性をより明確にできるとしている。
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| 『SNAVI』のパッケージ。ノートパソコンを収納できるバッグもセットになっている |
販売にあたっては、30代～50代のビジネスマンや退職後の60代の人々など、個人をターゲットとしている。2001年8月までに500セットの販売を目指す。販売は、販売協力店を通じて行ない、販売店は、SNAVIを利用する上で最も手間がかかると予想される、資源の入力についてアドバイスを行なう90日間の“コーチングサービス”を提供するとしている。なお、ソフトウェア自体はCD-ROMによって供給されるが、ユーザーの手元にソフトウェアが届いた時点で、氏名や生年月日がすでに入力済みの“世界に1つのソフト”となっているという。
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| SNAVIのメインメニュー画面 |
