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バックスが、Linux/FreeBSD対応の日本語入力システム『VJE-Delta Ver.3.0 for Linux/BSD』を発表

1999年12月01日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)バックスは、11月30日、パソコン用UNIX系OSであるLinuxとFreeBSDに対応した日本語入力システム『VJE-Delta Ver.3.0 for Linux/BSD』を2000年1月29日に発売すると発表した。価格は5800円。

これは『VJE-Delta Ver.2.5 for Linux/BSD』をバージョンアップした製品。Windows版の『VJE-Delta Ver.2.5 for Windows95』と同様のツールバー“Deltaツールバー”を採用し、操作性をWindows版に近づけたのが大きな特徴となっている。AI変換を搭載し、辞書はWindows95/NT版のVer.2.5と互換性を持つ。

Ver.3.0 for Linux/BSDでは、Windows版と同様のツールバーを採用した
Ver.3.0 for Linux/BSDでは、Windows版と同様のツールバーを採用した



そのほか、追加された機能として、部首の組み合わせで文字を入力する複合部首入力に対応した“文字入力アクセサリ”や、X11R6上のアプリケーションで統一性のある日本語入力を可能にするX11R6標準のXIMプロトコルの採用などがある。

“文字入力アクセサリ”では、複合部首入力のほか記号や文字コードによる入力も可能
“文字入力アクセサリ”では、複合部首入力のほか記号や文字コードによる入力も可能



製品には、VJE-Deltaクライアントのソースのほか、日本語ワードプロセッサー『VJE-Pen』(ソースコード付き)が同梱される。



動作環境は、LinuxがKernel 2.0.0以上/glibc2.0(libc6.0)以上で、FreeBSDがFreeBSD 2.2以上。Debian GNU/Linux 2.1、LASER5 Linux 6.0、FreeBSD 2.2.8/3.3ほかのディストリビューションで動作確認済という。

なお、11月30日より同社のホームページでβ版の提供を開始している。

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