香港のウェブコネクションは、日本法人の設立を記念し、関係者を集めてパーティーを開催した。
ウェブコネクション社は、香港のChina.com社のポータルサイト構築部門が独立したもので、'95年に香港で設立。企業向けにE-ビジネス関連製品/サービスを提供している。日本法人である(株)ウェブコネクションは本年4月に設立した。
会場で壇上に立ったSimon Laight代表取締役は「私が最初に日本法人設立を発表したとき、目の前にいたのは2人だけだった。今日は500人もの人々の前に立つことができて大変うれしい」と挨拶 |
会場で、同社代表取締役のSimon Laight(サイモン・レイト)氏は、「当社のビジョンは、アジア市場において、競合他社に先駆け、E-ビジネスソリューションを企業に提供すること。当社はアジアの主要都市に拠点を持っているが、今後はインドやオーストラリアにも拠点を置いていき、アジアを中心に市場での競争力を高めていきたい。デジタル経済社会において、われわれのクライアントが勝者になるための手伝いをすることがわれわれのミッションだ」と、アジア/オセアニアへの進出について語った。
続いて、「インターネットは企業競争に勝つためのツール。われわれは、顧客に応じたデジタル戦略の提案や企業ブランドを強化するイメージサービス、一貫したシステムとマーケティング活動を統合して提供していく。特にインターネット上でE-ビジネスを行なおうとしている若い企業に対して、積極的に支援していきたい」と同社の戦略について語った。
また、China.com社は11月24日付けで香港のBtoB向けオンラインコンテンツ開発会社であるiConcept.net社を買収したと発表した。iConcept.netは今後、ウェブコネクションのEコマース事業に関し、コンテンツ開発で協力していくという。